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日置市 賃貸物件一覧
- 鹿児島県日置市エリア情報
- 鹿児島県日置市は、当社「田上不動産 本店」のある薩摩川内市の南に隣接する市です。
日置市が位置するのは鹿児島県の西部、薩摩半島のほぼ中央になります。
また、日置市の西側は日本三大砂丘の一つ、白砂青松の吹上浜と東シナ海に面しています。
日置市は歴史的な伝統行事、薩摩焼や温泉などの資源を活用しながら「住んでよし訪ねてよしふれあいあふれるまちひおき」を掲げ、目指しています。
日置市の人口は約47,000人、世帯数は約22,000人、土地面積は約253㎢です。
隣接する自治体は鹿児島市、いちき串木野市、薩摩川内市、南さつま市の計4つの自治体です。
日置市の姉妹都市・提携都市は同鹿児島県内の姶良市、南大隅町をはじめ、岐阜県の関ケ原町や北海道の弟子屈町などがあります。
日置市の中心となる駅は伊集院駅で、九州新幹線が川内駅~鹿児島中央駅間で日置市を通っています。主な鉄道としては九州旅客鉄道、鹿児島本線があります。
日置市にも鹿児島農業大学校、鹿児島県立伊集院高等学校などがあるため、ご家族で住まわれるのに適した土地です。
また、日置市には名所や観光スポットが多く点在しています。
吹上温泉、湯之元温泉をはじめ、園林寺跡、小松帯刀の墓、小松家お仮屋跡、日本の渚百選にも選ばれた吹上浜などがあり、観光業に携わりたい方が住まわれるのにもおすすめの土地となっています。
そんな日置市の有名な行事といえば、妙円寺詣りです。
この行事は、武将・島津島津義弘を祀る徳重神社を詣でる、江戸時代から続く行事で、鹿児島三大行事の一つとなっています。
毎年10月の第四週の土曜日、日曜日に行事が行われます。
この行事は、島津義弘が奇跡的な生還を遂げた関ヶ原の戦いが旧暦9月15日にあったことを記念して、その前夜にあたる旧暦9月14日に平時にも関ヶ原における先人の体験を見習って心身を鍛えるため、生きている義弘として取り扱われている木像を参拝すべく、甲冑に身をかがめた鹿児島城下の武士たちが鹿児島市から伊集院町妙円寺までの往復40kmを夜通し歩き、参拝したことが始まりです。
また、江戸時代初期には大勢の甲冑を纏った武士が参拝する中、寺内で粟のお粥が売られるほど大きな行事になっていたことが明らかになっています。
いちき串木野市川上にある大久保家の分家で見つかった大久保利通の日記には、大久保利通が妙円寺詣りに参加して鎧を着て歩いていた最中、西郷隆盛らと偶然出会い、共に参拝したことが記されています。
この行事は当時の鹿児島城下である鹿児島市千石馬場に男女や身分を問わず多くの見物客が詰めかけるほど大規模なものになっていたようです。
平成30年に放送されたドラマ「西郷どん」の第一話では、一番乗りの褒美をかけて競う藩の催しとして妙円寺詣りの様子が描かれています。
妙円寺詣りは現在、毎年約8万人が伊集院町の地に足を運ぶほど大きな催しとなりました。
参加者の服装は鎧武者姿の者から軽装などの一般的な服で歩く者まで様々です。
練り歩くコースも複数用意されており、鹿児島市の照国神社から歩く片道約20mのコース、日置市の「チェスト館」から歩く10kmコースがあります。
妙円寺詣りが行われる数週間前からは、「チェスト館」からの鹿児島県道206号徳重横井鹿児島線の途中に、全国の有名武将の家紋が個別に印刷されたのぼり旗や、徳重神社や妙円禅寺の奉納のぼり旗が立てられ、とてもおもむきが感じられる景色となります。